glass studio 三日月 みなもグラス 水色
1984年 岐阜県生まれ
南山大学 経済学部 卒業
大学卒業後、岐阜県の煙火会社にて打上げ花火の製造・打上に従事。
その頃から、個人で制作・独立が可能な素材を探しており、吹きガラスと出合ったそうです。
家族で沖縄に移住し、工房や個人作家のもとで9年間ガラスを学ばれました。
2020年岐阜にUターンし、glass studio 三日月をオープン。
ご夫婦で作家活動をされています。
自然豊かな岐阜県御嵩町に佇むガラス工房は、美しいガラスの風鈴の音色が響きます。
制作されている奥村さんご夫婦のご両親が、
はなれとして使用していた家屋を改修し、使用しているそうで
展示スペースには、少し懐かしく感じる和の雰囲気が漂い
ゆっくりと作品を眺めることができ、とても癒される空間です。
ガラスは衝撃を与えれば容易に割れてしまいますが、
その繊細で儚いところに花火と同じ魅力を感じたのだそうです。
大らかなデザインのものより、繊細で緊張感のあるデザインのものを好んで制作されており、
普段使いの器として、強度や使い勝手も大切にしながら、丁寧に中心を取り、
カップ、ステム、フットのバランス、佇まい、
それらがすべて美しくなるよう意識していらっしゃいます。
ひとつひとつの作品ごとに様々な技法が用いられ、ガラスの奥深さを感じることができます。
いつもの食卓を少し華やかに、少し特別に演出してくれる三日月さんの作品。
自分へのご褒美に。大切な人への贈り物に、選んでいただければ幸いです。